ロードオブザリング力の指輪 シーズン2、エピソード1解説

ロードオブザリング力の指輪

ロードオブザリング力の指輪、シーズン2、エピソード1の解説です。

前シーズンでサウロンであることが判明したハルブランドの回想シーンから。

シーズン1エピソード1の冒頭で中つ国極北の荒れ地、フォロドワイスにてガラドリエルが発見したサウロンの痕跡。

そこではかつてサウロンがアダルとオークに裏切られて滅多刺しにされるという出来事がありました。

サウロンは血液だけになって地下に逃れ、ネズミや昆虫を食らってなんとか生き延び、人間を食ってハルブランドの姿になったのでした。

 

ハルブランドの回想が終わりオープニングロール、そしてシーンはリンドンへ。

ハルブランドの正体がサウロンだと知ってギルガラドの元へ向かうエルロンドとガラドリエル。

前シーズン最終エピソードにて完成した3つの指輪。エルロンドはサウロンに汚される恐れがあるから破壊すべきと主張。

一方汚されているとは限らない、中つ国をサウロンから救う可能性を秘めているとして指輪の破壊に反対するギルガラドとガラドリエル。

原作ではケレブリンボールの独力で作られたためサウロンには触れられておらず、汚されてはいません。

しかしエルロンドは破壊すべきという言い分が通らないとわかると滝から飛び降りて逃げ、キーアダンの元へ。

キーアダンは灰色港の領主であり、中つ国を去るエルフのために船を造り続けている賢人です。

映画ロードオブザリングのフロドが旅立つ時のラストシーンでも映っています。

第1紀の宝玉戦争でも最後に残された避難所であったシリオンの河口でモルゴス軍に抵抗を続けていました。

そのシリオンの港で生まれたのがエルロンドです。

後に航海王と呼ばれるエアレンディルに航海術を教え、ヴィンギロトの製作に力を貸したのもキーアダンで、中つ国の歴史を語る上では欠かせない人物の一人です。

 

場面変わってモルドールを目指し、オークに捕らえられたハルブランド。

ハルブランドの口から語られた「古代の魔法使い」「肉体を超えた力」というのはサウロンのことでしょう。

魔法使いの居場所を教えるから民を解放してくれという交渉を行います。

そして場面変わってノーリと魔法使いのシーン。東のリューンを旅しています。

ノーリと魔法使いのシーンでは特に解説するような場面はありません。

 

灰色港のシーンで登場したキーアダン。「真の完璧はヴァリノールにしかないのだ」という登場時のセリフがありました。

ヴァリノールはアマンにあるヴァラールの国を指します。シーズン1エピソード1の冒頭でガラドリエルとフィンロドが暮らしていた時代のヴァリノールと二つの木が描かれていました。

しかしキーアダン自身はアマンに憧憬を抱きつつも、中つ国と海、そして海を司るマイアであるオッセへの愛のために此岸に留まることを選んだテレリエルフなのでヴァリノールに足を踏み入れたことはありません。

ギルガラドとガラドリエルの会話のシーンでは「本来ならエテン高地の牢に繋ぎたいところ」というギルガラドのセリフが出てきます。

エテン高地は裂け谷の北方に広がる荒れ地で、エテンの谷というトロルの国が存在していると言われています。

 

キーアダンとエルロンドが会話するシーン。エルロンドは「奴は狡猾です。指輪を作らせたのは策略かも」「より大きな計画のために撒かれた餌かもしれません」と語ります。

ケレブリンボールが作った三つの指輪はサウロンに汚されてはいないものの、サウロンは後に一つの指輪を完成させることでこの三つの指輪も支配しようとするので、エルロンドの懸念は当たっていると言えます。

あくまで指輪を壊すべきと主張するエルロンドに対して「父に似て頑固よの」と返すキーアダン。

エルロンドの父は先ほども少し解説した航海王エアレンディルです。

「昔戦いがあって大地が裂けた。その裂け目に捨てるしかない」と語るキーアダン。

この戦いというのは第1紀宝玉戦争の最終決戦となった怒りの戦いのことだと思われます。

航海王エアレンディルがアマンへ航海し、ヴァラールの助力を請い、ヴァラールがそれに応えて行われたモルゴス軍との最終決戦。

エアレンディルが史上最強の黒竜アンカラゴンを撃墜するなど戦いは激しさを極め、当時の大地であったベレリアンドは引き裂かれ、リンドン等一部が島として残ったほかはすべて大海の下に没しました。

 

指輪を捨てるために海へ出るキーアダン。しかし指輪を破壊すべきではないと考え、引き返します。

そしてハルブランドとアダルは交渉が成立し、ハルブランドは解放されます。

「俺にはエルフの信頼がある」と語ったハルブランド。原作通りならエルフの姿になってケレブリンボールらに他の指輪を作らせることになるのでしょう。

 

キーアダンはギルガラドのところへ指輪を持ってきます。

キーアダン、ギルガラド、ガラドリエルが3つの指輪をはめます。

映画ロードオブザリングのオープニングシーンのオマージュです。

そしてハルブランドがケレブリンボールの元を訪れてエピソード1が終わります。

この後、ドワーフに与えられる7つの指輪、人間に与えられる9つの指輪が作られていくことになるのでしょう。

 

 

 

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